いつの間に……。
あなたはまた昇進してたんですか!
だから会えなかったんですね、ずっと。
忙しいのが更に忙しくなったのですね。
とても偉くなったのですね。
だからお返事も貰えなかったんですね。
ほんとにあなたは私のこと好きなんですか?
そうじゃないならいっそ嫌いだって言って下さい。
じゃないと私、ずっとあなたのこと待ってます。
それこそ雨が降ろうと雪が降ろうと嵐だろうと。
さすがに槍や銃弾の雨のなかはちょっと……。
とか言うと思ってました?
私ですよ?
来てくれるって約束してくれるなら、どんな状況でもずっと待ってます。
でも待ち続けるの、つらいです。
なるべく早く来てほしいです。
でも早く迎えに行かなきゃって、転んだりしないでね。
私、知ってるんです。
ほんとはあなたが、おっちょこちょいでミスばかりの頼りない人だってこと。
一生懸命努力して、完璧を装ってること。
私、どっちのあなたも好き。
だから、怪我だけはしないでね。
体も心も。
頑張りすぎるあなたが心配です。
だって私、あなたのそばにいれないから。
何かあっても助けてあげれない。
でもそれは、私なんか、いなくてもいいってこと、なんですよね。
それも、分かってますよ。
だけど、少し期待しちゃいます。
あなたが私にだけ、まだ特別をくれること。
変わらないでね。
どんなに遠くなっても、私、ずっとあなたのこと好きでいます。
忘れないでね。
忘れてもたまに思い出して。
辛くなったら、また私のところに来てね。
前みたいに、頭をなでなでしてあげます。
やらしい亀さんの頭もなでなでしてあげます笑
そしたら、また私の頭もなでなでしてね。
次に会えるとき、会えなかったぶんだけの特別をくれると信じて……。
おやすみなさい、八反田さん。
作者ページ
みゆりさんの日記
どんどん離れてく…
[作成日] 2016-03-21 02:49:48