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こんばんは、日記は久しぶりのききまろです。

昨日、ききまろがＪリーグ開幕当時から応援していた東京ヴェルディの永井秀樹選手が引退を発表されました。
４５歳。現役選手では横浜ＦＣの三浦カズ選手に次ぐ年長プレイヤーでした。

Ｊリーグ開幕時に共にヴェルディに所属していた選手が現役年長１位２位とは、なんとも感慨深いですね。

永井秀樹選手は中学と高校で全国優勝、プロ入り後読売クラブ～ヴェルディ川崎で優勝、その後レンタル移籍したＪＦＬ（今でいうＪ２）のブルックス福岡（現、アビスパ福岡）をＪリーグに昇格させ翌年は清水エスパルスでチーム初のタイトルヤマザキナビスコ杯で優勝。
そしてヴェルディ復帰後、移籍した横浜フリューゲルスで負けたらチーム消滅という状況の中、最後の背番号１０として天皇杯を優勝に導き、その後、横浜ＦマリノスでＪリーグ１ｓｔステージ優勝。

と輝かしい経歴を持ちます。

その後は社会人リーグだったＦＣ琉球をＪＦＬに昇格させ、ラモス監督のヴェルディをＪ１に昇格させました。

「優勝請負人」「昇格請負人」と呼ばれたりしました。

この人のファンになったので、いろんなチームを応援しましたよ(笑)


永井選手の全盛期、トップ下はパサータイプの選手が日本には多く永井選手のようなドリブラーを活かす戦術がなかった。それが日本代表は候補までしか行けなかった理由だと解説者の松木安太郎は言っていました。

当時珍しかったトップ下のドリブラーは最高にかっこよくて、見ていてシビれました。

カズ選手がイタリアに行く前年、日本人として初めてセリエＡへの移籍話が出たのが永井選手でした。この時はいろいろあって実現しませんでしたが、もしあの時イタリアに渡っていたら…

思わずそう考えてしまいます。

若い頃は「サッカーは３０歳まで」と言っていた永井選手も今年４５歳。
はたから見れば成功者に見えるかもしれないけど、自分のサッカー人生は何一つ成し遂げていない、とストイックに現役を続けてきた姿。４５歳まで活躍し続けられる体を保つプロ意識の高さ。

１０００文字では語り尽くせないくらい、尊敬できる選手でした。そのプロ意識の高さ故、問題を起こしたこともありましたが。

明日の引退セレモニーは仕事でいけませんが、永井選手、本当にお疲れさまでした！
次は監督としてもう一度、緑のユニフォームを着て下さい。