僕は子供の頃から漫画ばっかり読んでいて、週刊漫画雑誌を何冊か買ったりして毎週読んでいました。
そうして続けて読んでいると、時として読んでた漫画が『最終回』になるんです。当たり前なんですが、そうして順々に連載が終わってゆくんですね。
好きな漫画が終わってしまうことは寂しいんですが、僕は不思議と『最終回』の一種独特の哀愁というのか、その時の喪失感というのが好きみたいなんです。
最近では『〇〇ロス』なんて言いますが、その感じが何とも特別な経験のような気がしてたのかもしれません。
だから、それまであまり好きでなかった作品でも『最終回』は特別に注目して、いい終わり方だと逆算して好きな作品なったりすることもあります。
近年では人気漫画は、軒並み十年を超える長期連載のものが多く。それはニーズに応えてという側面もあるので、文句を言うつもりはありません。
ですが、少年が青年になるまでにちゃんとケリをつけてあげること。大好きだった作品と『お別れ』の経験をさせてあげることも、特に少年誌では重要な役割のように思います。
と、訳のわからないことを長々と書きましたのは、僕も昨日それまで連載中だった作品の『最終回』を書き上げたからです。
もちろん連載とはいっても、サイトで書いているアマチュアの、それも小説であり。一週間ほっといて1ページだけ更新なんてこともままあったし。それが終わったからって『最終回』というのは些か語弊があるのですが……。
それでもラストはいつも、読んでくれた人の中に僅かでも何かが刻まれるような、そんな結末を(一応は)目指しています。
幸い何人かの方にレビューやメッセージで、良い反応をいただくことができました。ファン登録くださった方もいます。作品を通じてそのような出会いがあったこと、改めてとても幸せだと感じました。
お蔭様でまた大変でもコツコツと積み上げ、いつか『最終回』を書きたいと、そう思うことができるのです。
作者ページ
成巳京さんの日記
最終回
[作成日] 2017-03-28 03:05:48
日記へのコメント
Redcurrantさん。
なんか昨夜は変に昂揚して、長々とした日記書いてしまい、少し気恥しい。
ですのでコメントいただけて、救われた気分でした。
ありがとうございます(^^)
終らせるのは始めるより十倍くらいパワーが必要。
それは、飽くまで僕の場合ですが。
だから、今はちょっとだけ放心状態なのです(゜.゜)
なんか昨夜は変に昂揚して、長々とした日記書いてしまい、少し気恥しい。
ですのでコメントいただけて、救われた気分でした。
ありがとうございます(^^)
終らせるのは始めるより十倍くらいパワーが必要。
それは、飽くまで僕の場合ですが。
だから、今はちょっとだけ放心状態なのです(゜.゜)
最終回 お疲れ様でした。
確かに終わり方って、作品の印象を一変させてしまうほど重要ですね。
私も好きな作品は、いくら更新が遅くとも、途中の展開が好みとは外れても、最終回までは読みます。
生まれた限りは、大切に育て上げたい。
作者も読者も目指すのはそれなんですよね。
この度も、成巳さんの作品はさながら映画を観ているようでした。
最後は少し切なくて涙腺が緩みましたが、期待を残す終わり方で、読み終えた後にストーリーを思い返しました。
もう一度読んでみよう!
そう思える作品でした。
ここは、そんな最終回が沢山あるサイトですね。
確かに終わり方って、作品の印象を一変させてしまうほど重要ですね。
私も好きな作品は、いくら更新が遅くとも、途中の展開が好みとは外れても、最終回までは読みます。
生まれた限りは、大切に育て上げたい。
作者も読者も目指すのはそれなんですよね。
この度も、成巳さんの作品はさながら映画を観ているようでした。
最後は少し切なくて涙腺が緩みましたが、期待を残す終わり方で、読み終えた後にストーリーを思い返しました。
もう一度読んでみよう!
そう思える作品でした。
ここは、そんな最終回が沢山あるサイトですね。