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永井 遥樹さんの日記
仮面は心を顕す装具
[作成日] 2017-10-30 22:55:28
こんばんは!
日記……というより昨日ふと思ったことです。
越中おわら節、という踊りを観る機会がありまして。
仮面ではないのですが、その踊りは笠を深く被った男女によって行われます。
手先までとても美しく、もちろん普通に美しいのでしょうけど、表情がない分視線が全て他の部分に行くし、踊り子さんも多分それを意識してる。
結構昔から仮面舞踏会などの妖しさ美しさというものに惹かれていましたが、それは表情が読めないという不気味さだけでなく、逆に人間にとって重要なコミュニケーションツールである顔がなくなることで誤魔化しとかそういうことが出来なくなるから、人間の真実……美しい部分も恐ろしい部分も、全てを露わにするからかもしれない–––。
そんなことを思った素晴らしい踊りでした^^