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当サイト様にアップさせていただいております私の作において、三人称を選択している理由について述べさせていただきます。
作者ニュースでも触れましたが、以下あくまでも「私の考え」ですので、その旨ご了承ください。

私は他サイト様にて「年齢制限なしのケータイ恋愛小説」も書いておりまして（私の名前でネット検索していただくと出てくると思います。全て無料です。……決して宣伝ではないですよ）、多くの恋愛作品で一人称を採用しております。
特に女性視点の恋愛小説ですと、「一人称の方が、ヒロインの心情を仔細にわたって描きやすい」と私は感じたからです。
なので、三人称に特別な拘りがあるわけではありません。

では、なぜ当サイト様では六作品全てで三人称を採用しているのかと申しますと、「女主人公の官能小説」だからです。
デビュー作『やらし恥ずかし夏休みバイト』も、最初の下書きは一人称で書き始めました。
ところが、第一章の濡れ場のところで、はたと行き詰りまして。
そして悩んだ挙句、「女主人公の場合、官能小説の濡れ場では、客観性のある三人称視点の方が私には向いているのではないか」という結論に至りました。
つまり、濡れ場のためだけに三人称を採用しているわけですね。

なので、もし本作の「年齢制限なしバージョン」を書くとすれば、一人称に変更すると思います。
「性描写を弱めれば、一人称でも問題ないのではないか」というお声もあるかもしれませんが……それでしたら、「当サイト様の姉妹サイト『ちょっと大人のケータイ小説』様にてアップする方が良い」と個人的には思っております。

私がなぜ当サイト様でのアップに拘っているのかと申しますと……「【女主人公】の【長編】官能（恋愛）小説で、【濃厚な性描写】の【純愛モノ】は少ないから」ということが最大の理由です（４箇所【】で強調しています）。
なので、「自分で書くしかない」と思い立った次第です。

長編ともなりますと、濡れ場は複数あった方が良いと私は思います。
ところが、ヒロインが多数の男性と情交してしまいますと、「私としては、もはやそれは純愛とは呼べない」と思いますし、かと言って一人の男性との情交ばかりだと、「マンネリ化しやすい」……という板ばさみの難しさがありますが、私なりに努力させていただいております。

ご理解いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願いします！