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NEW 蒼井シリウスさんの作者ニュース

しばらく振りに更新しました。
『官能エッセイ集』を一話だけですが更新しました。
ただ、今回より、書き方を変えさせていただきました。

今まで「~です。~でした。」という“敬体”文で書いていましたが(この文も敬体ですが)14章より「~だ。~だった。」の“常体”文に変えました。

そのほうが、ストレートに自分の考えを表現できるような気がしてきたためです。

今までは努めて敬体を使ってきましたが、一番の理由は読者との距離を縮めるためです。

敬体と言うからには、読む人に敬意を表すために書きます。
読んでくれる人を想定し、その人に話しかけるように書く。
読者の方は、読む人の身になって書いているのだなあ、と作者の性格の一端を垣間見ることが出来る。
だから、敬体文は物語を語る“作者”が前面に現れます。

一方、常体文というのは、読む人に敬意を払わずに(笑)、淡々と伝えたいことだけを書きます。
そこには作者の性格は反映されません。
伝えたいことは“物語”であって作者の性格ではなくなります。
問われるのは作者の表現のセンスだけです。

テクニックとしての敬体文はこれからも書くかもしれませんが、はじめから“読者を意識して書く”という書き方が、創作の意欲を少なからず抑制していることに気づきました。

“読まれるために書く”、当たり前のことですが、創作の意欲というのは、“はじめに読者ありき”ではなく“はじめに伝えたいことありき”なのです。

あくまで“内なる欲求”があって書き始めるのです。
そして、“自分が面白いと思って書く”、それが結果的に読者も面白がって読んでくれることにつながる。

でもすべての人が面白いと思ってくれるわけではありません。
すべての読者のために書くのではなく

自分の書いたものを面白いと思ってくれる人のために書くのです。

それしか、私にできることはありません。

また、言ってしまいますが(笑)
読者を大切にすることは大事ですが、気にし過ぎることはマイナスです。
読者もそんなことは望んでいません。
読者は、自分を知らない世界に連れて行ってくれる作家を望んでいるのであって、自分に近づいてくれる作家を探しているわけではありません。

作家はその道筋を考える努力だけをすべきです。
[作成日]2015-03-04
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