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櫻坂ゆかり(休止中)さんの作者ニュース
『猫好き男子と大人な部長』レビュー御礼
ひすさん、『猫好き男子と大人な部長』へのレビューありがとうございます!
三人称を選択している点についてですが、長くなりますので、日記に書かせていただきますね。
その日記記事でも明記させていただくとは思いますが……あくまでも「私の考え」として捉えていただければ幸いです。
その上で、以下また忌憚のない意見を述べさせていただきますと……。
「シンプルな恋愛物を三人称で書くメリットは、皆無に等しい気がします」(レビューより引用です)
この点、申し訳ございませんが、私は同意しかねます。
日記記事では、「私の場合」と前置きさせていただいている通り、「濡れ場があるから三人称に」という「私個人の場合」を書かせていただきますが……率直に申し上げまして、「そもそも濡れ場の有無など関係なしに、それぞれの作者が、自分の好きな人称(一人称or三人称)を選べばいいのではないかな」と私は考えております。
確かに、恋愛モノ全般に一人称の作品が圧倒的に多いですし、感情移入をしやすいメリットも大きいのですが、デメリットも確かに存在すると思います。
その一例としまして、「作者が主人公に肩入れしすぎて同化してしまうと、かえって冷めてしまう読者様もいらっしゃる」などがありますし、「決してメリットばかりとも言い切れない」と考えているわけですね。
この点、三人称ですと、作者が主人公から一定の距離をおくことで、一人称よりは遥かに客観的に描くことができますゆえ、そうしたデメリットがない(つまり、メリットの一つ)と私は思っております。
ご指摘では、「淡白な印象」でそこがマイナス点だということですが……例えば私の妹などは、本作をボロカスに酷評している反面、「三人称のためかダレ場が淡々としている対比により、濃厚な濡れ場の情熱がいっそう激しく感じられ、唯一そこだけは評価できる」と言ってくれておりますし、やはり人それぞれかと思います。
長々と書かせていただいておりますが、申し上げたいところといたしましては、「そうした作を三人称で書くメリットも確かに存在すると私は思います」「世の中色んな意見がございますし、『どちらが正しいか』など決められないと思っています」という二点です。
ご納得いただけるかは分かりませんが、「これもコイツの個性の一つかな」と笑って許してくださると幸いです。
今後ともよろしくお願いします!
三人称を選択している点についてですが、長くなりますので、日記に書かせていただきますね。
その日記記事でも明記させていただくとは思いますが……あくまでも「私の考え」として捉えていただければ幸いです。
その上で、以下また忌憚のない意見を述べさせていただきますと……。
「シンプルな恋愛物を三人称で書くメリットは、皆無に等しい気がします」(レビューより引用です)
この点、申し訳ございませんが、私は同意しかねます。
日記記事では、「私の場合」と前置きさせていただいている通り、「濡れ場があるから三人称に」という「私個人の場合」を書かせていただきますが……率直に申し上げまして、「そもそも濡れ場の有無など関係なしに、それぞれの作者が、自分の好きな人称(一人称or三人称)を選べばいいのではないかな」と私は考えております。
確かに、恋愛モノ全般に一人称の作品が圧倒的に多いですし、感情移入をしやすいメリットも大きいのですが、デメリットも確かに存在すると思います。
その一例としまして、「作者が主人公に肩入れしすぎて同化してしまうと、かえって冷めてしまう読者様もいらっしゃる」などがありますし、「決してメリットばかりとも言い切れない」と考えているわけですね。
この点、三人称ですと、作者が主人公から一定の距離をおくことで、一人称よりは遥かに客観的に描くことができますゆえ、そうしたデメリットがない(つまり、メリットの一つ)と私は思っております。
ご指摘では、「淡白な印象」でそこがマイナス点だということですが……例えば私の妹などは、本作をボロカスに酷評している反面、「三人称のためかダレ場が淡々としている対比により、濃厚な濡れ場の情熱がいっそう激しく感じられ、唯一そこだけは評価できる」と言ってくれておりますし、やはり人それぞれかと思います。
長々と書かせていただいておりますが、申し上げたいところといたしましては、「そうした作を三人称で書くメリットも確かに存在すると私は思います」「世の中色んな意見がございますし、『どちらが正しいか』など決められないと思っています」という二点です。
ご納得いただけるかは分かりませんが、「これもコイツの個性の一つかな」と笑って許してくださると幸いです。
今後ともよろしくお願いします!
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