作者ページ
奏多さんの作者ニュース
「吼える月」ピックアップ御礼☆
本日、拙作「吼える月」が8回目のピックアップを頂きました。
前回から丁度ぴったり3ヶ月。他の作品を優先させていたのに、日頃から応援下さっている方、本当にありがとうございました。
この「吼える月」は異世界ファンタジーです。中華風をうたっていますが、完全に架空の倭陵大陸にある4国が舞台です。
神獣玄武が守る黒陵国の長である祠官の娘、ユウナ姫と、祠官と協力して国を守る武神将の息子であり、姫の護衛という立場のサクは上下関係を持って育った幼なじみ。ユウナ姫が自らの意志で婚姻しようとしていたのは、一途なサクではなく、もうひとりの幼なじみであるリュカでした。
婚姻の前夜であり予言されている赤き月夜、"光輝く者"の出現と裏切りにより、サクとユウナの日常は切り裂かれ、ふたり手を取り逃げる玄武編。
庇護を求めた隣国海の国蒼陵が舞台の青龍編。
そして今は、サク達に手を差し伸べていた神獣玄武、通称イタ公を助けるために訪れた緋陵国が舞台の朱雀編に入っています。
四神獣に怒られないかこわごわですが、沢山の謎…特にタイトル「吼える月」に回帰出来るように頑張りますので、サクとユウナの成長と愛の成就をお見守り頂ければと思います。
SSはもう少しお待ち下さい。ごめんなさいm(_ _)m
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
****
自称168歳になった102歳の私の祖母は、ショートステイで「眠り薬を入れられている」「盗聴器を仕掛けられている」と私達に大騒ぎ。利用者と介護者が手を組んで、祖母を監視しているのだそうです。
眠り薬は毒薬へと代わり、飲み物拒否しているくせにご飯とおやつはたいらげ、家に帰ってきても、私達の顔もよく見えないのに、お味噌汁にいれられていた蝿を9匹も箸でとっただの、なにかされたという被害者意識が凄く、意志を変えません。
ひとりにされた寂しさや捨てられるといった不安から出たものなんでしょうけど、なにせ自分は正しいと言い張り、間違いを指摘すれば子供のようになにかのせいにする。話に乗ればさらに悪い方にスケールとパワーをアップしてしまうその様は、群集心理にもよく似ています。
感情=言葉が本能に直結しているのなら、拙いながらも私が綴るものが、少しでも読者さま心を揺さぶり、日々の憂いを鎮められますように。
奏多 拝
| 関連小説リンク |