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廉野 入鹿さんの作者ニュース
他人の小説、自分の小説
芥川賞受賞作品『コンビニ人間』を読みました。
タイトルに違わず、非常に読みやすい作品でした。
テーマや思想などは分かりやすいのですが、主人公とその主人公に寄生しはじめる男が異常で、迫力がありました。
他人の小説を読むと「書きたいように思いっきり書いてるなぁ。自分も思いっきり書きたいなぁ」などと感じます。
もちろん芥川賞受賞作品と自分の稚拙な作品を比べるなんておこがましいにもほどがあるとは分かっていますけど。
ただ自分にはなかなかここまで思い切ることは出来ないなぁと感じてしまいます。
こんな私の作品でも読者の方に読んで貰っていると思うと、なかなか思い切った話を書けないという臆病風に吹かれます。
もちろんプロの作家さんは私なんか比較にならない数の読者に読んで貰っているんですけど。
なんか小綺麗に纏めようとしてしまいます。悪い癖ですね。
もう一つの思い切れない理由は官能小説だからです。
官能小説はやはり興奮できてロマンチックじゃないといけないかなぁと思います。
あまりにも破天荒な展開では読者様も興奮できないような気がします。
男性向けの官能小説とかには救いようのない絶望的なものもありますけど、個人的には好きになれません。
と、そんなことを悩みながら他人の妻、親友の夫を完結させて貰いました。
この作品は今までの私の作品よりは好き勝手書けた方かなと思っております。
良かったら読んで下さい。
タイトルに違わず、非常に読みやすい作品でした。
テーマや思想などは分かりやすいのですが、主人公とその主人公に寄生しはじめる男が異常で、迫力がありました。
他人の小説を読むと「書きたいように思いっきり書いてるなぁ。自分も思いっきり書きたいなぁ」などと感じます。
もちろん芥川賞受賞作品と自分の稚拙な作品を比べるなんておこがましいにもほどがあるとは分かっていますけど。
ただ自分にはなかなかここまで思い切ることは出来ないなぁと感じてしまいます。
こんな私の作品でも読者の方に読んで貰っていると思うと、なかなか思い切った話を書けないという臆病風に吹かれます。
もちろんプロの作家さんは私なんか比較にならない数の読者に読んで貰っているんですけど。
なんか小綺麗に纏めようとしてしまいます。悪い癖ですね。
もう一つの思い切れない理由は官能小説だからです。
官能小説はやはり興奮できてロマンチックじゃないといけないかなぁと思います。
あまりにも破天荒な展開では読者様も興奮できないような気がします。
男性向けの官能小説とかには救いようのない絶望的なものもありますけど、個人的には好きになれません。
と、そんなことを悩みながら他人の妻、親友の夫を完結させて貰いました。
この作品は今までの私の作品よりは好き勝手書けた方かなと思っております。
良かったら読んで下さい。
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