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奏多さんの作者ニュース
「いじっぱりなシークレットムーン」ピックアップ御礼☆
いつも応援くださり、ありがとうございます。
本日「いじっぱりなシークレットムーン」を四度目ピックアップして頂きました。
きっちり三ヶ月め、ポチポチを回して下さり、また、朝からサイトメッセージを始めてとして色々なところからお声を掛けて下さり、本当に感謝しております。
「いじっぱりなシークレットムーン」はOSHIZUKIビル第一弾として、月をテーマに書いたもので、昨年の7月から12月まで連載していたものです。
初オフィスラブとして王道を意識しながらも、三人の月がつく男性の謎を中心に進めたもので、私にだけではなく、キャラ達にも今も本当に沢山の愛情を頂きまして、全力で書いてよかったなあと思う作品にさせて頂きました。
特にこのオフィスラブについては、現代日本の職場恋愛という限定された空間の中での展開なので、王道から外れたものが好きな私はただの恋愛話でどうしても終われず、読者の皆さんもシークレットムーンという職場の社員のような気分で読んで欲しいなと思って書いていました。
私にとって官能は、感情表現のひとつであり、官能小説というより、官能が入ったお話に過ぎませんが、読者様の心になにか訴えるものがあれば幸いです。
また、こちらの話の朱羽が、現在連載しております「エリュシオンでささやいて」の須王の弟となり、その背景の一部を踏襲していますが、雰囲気を変えて作っております。
エリュシオンでもシークレットムーンのキャラが出たりするので、楽しんで頂ければと思います。
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物語の作風からか、苦しんでいらっしゃる読者さまからお声をかけて下さる機会に恵まれています。
お仕事や家事、ご病気やご家族の介護など、目に見えない…だけどそこにしっかりといる敵と戦っている方、折り合いを付ける努力をなされている方、あるいはご家族が戦われているのを歯がゆくお見守りになられている方。
私も毎日祖母を自宅介護して制約されていた身、先輩方から色々アドバイスや励ましの言葉を頂いたり、なにより自分だけが辛いという被害意識がなくなりました。
私も負けないでいこうと思って書いた物語が、特に苦しみと戦う方々の憂いを少しでも紛らわせ、楽しんで頂けるように、これまで通りひたすら書いていきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いします。
奏多
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