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この度は『歪んだ鏡が割れる時』に大賞を頂き、感謝の言葉もございません。夢のようです。
誠に、誠にありがとうございます。


作品を書くにあたり、ネタが次々と思い浮かぶ方ではありませんので、何を書こうかと思案していましたら、以前から気になっていたコンテストの概要にある

“ただし、最後に全ての話がつながるなど、短編においても各話つながりのあるオムニバスなどはＯＫ“

と、いう一節からヒントを得て、二人の視点で交互に書いたらどうなるだろうと思い立ちました。

最後をどう締め括るかで迷いに迷い、修羅場の後の幕引きが、ご指摘通り甘いものになってしまいました。残念です。


完結した時点で、もう官能は書けない～、と脱力し、果たして自分は本当に書くことが好きなんだろうかと疑いだし、別の場所で己を見直そうと、少々色合いの違ったものを書きました。

その結果、やっぱり好きです♪

この年になって(笑)ようやく趣味らしい趣味が見つけられ、本当に嬉しいです。

今後もいろいろと試しつつ、沢山の言葉を取り込み、背伸びせずに使いこなせるようになりたいです。

連載中、お付き合いくださった皆様、また、陰ながらご声援くださった皆様、誠にありがとうございました。

また、私事ではございますが、妙なものを書いている妻を、かなり遠くから見守ってくれた夫に、この場を借りて感謝したいと思います。



ありがとうございました。
m(_ _)m

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