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NEW 蒼井シリウスさんの作者ニュース

作者が作りたい物と、受け入れられるために作る物は違う
このたび姉妹サイトの『第2回怖い話コンテスト』で私の『不離岩(はなれずのいわ)』という作品が優秀賞をとることができました。ありがとうございました。
この作品は実はちょうど3年前にこの官能サイトで公開したもので、ホラー系の姉妹サイトが出来たと同時に向こうに引越したものです。
これを励みにまたいろんなことに挑戦したいと思います。

受賞する、ということは「誰かから認められた」結果です。
しかしながら、自分が書きたいものと、誰かから認められたくて書くものとは、大きな差があると思うのです。

今回は「自分が書きたくて書いたもの」が、たまたま「誰か、不特定多数の者に受け入れられる要素」があったから受賞できたのでしょう。

書いて公開する以上、誰かに受け入れられたい、と願うのは自然な感情だと思います。
でも、優先順位が違うと、モチベーションの維持に大きな違いが出てきます。
最初は作品を書きたい一心で書き始めたのに、書きながらサイトにアップしても、思うようにPVも拍手も伸びない。
「どうしてだろう? 私の作品のどこがいけないのだろう?」と思い始める。
調べたり、勉強したりして、改善点を見つけようとするけど、往々にしてたどり着く結論は「自分には才能がないんだ」です。
楽しみで書いていたものが、いつしか苦痛になっていき、ペンを置く……。

これを防ぐ手立てはひとつしかありません。

「受け入れられるために書かない」

最初は「自分の価値観」で書いていたのに、いつしか「他人の価値観」で書くと、こうなります。
それも「どこの誰だか、顔の見えない、権威のありそうな人たち」の価値観。
その人のために作品を作る意味があるのでしょうか?
それでモチベーションが上がるのでしょうか?

では、iPhoneは不特定多数の意見を聞いて出来上がったのでしょうか?
違うと思います。
いうなれば「どうよ、これ? いいだろう?」という製作者の「価値観の押し付け」で生まれたものに違いありません。

往々にしてクリエイティブなものって「作者の価値観の押し付け」です。
ゴッホが好きな人がいれば、ラッセンが好きな人がいて当たり前なのです(笑)

ですから作者がすべきことは、人に合わせることでなく、書くこと以外は、自分の価値観を宣伝することに尽きます。

と、思うのですが「どうよ、これ? いいだろう?」

[作成日]2017-07-27
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