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弓月 舞さんの作者ニュース
美しさに潜んで
⬛ Rin 様
儚いもの、哀しいもの、残酷なもの…それを美しいと感じるのがどうやら私たちみたいです。そしてその美しさに潜んでいるのが、当事者たちの深い悲しみとやりきれなさ。『銀狼』でわたしはそれを書ききりました。Rinさんが涙を流してくれたなら、その叫びが伝わったという事でしょうか。感無量です。ありがとうございました!
更新中の小説がない今、こうして過去作のレビューをいただくと身がしまります。早く次作も公開しなきゃなって(汗)
銀狼は、わたしの小説の中で唯一、結末から書き上げたものです。
いきなりラストのあのシーンを書き、脳内再生して恥ずかしながら号泣しました。(どのシーンかはご想像におまかせ)
そのくらい二人の想いが胸に刺さって。
だから、ちゃんとそれが読者さんに伝わるようにしなければという使命感のもと、他のシーンを書き足していきました。
物語を通しての作者のメッセージは…みなさんにどのくらい伝えられたのかな。
伝わったからといっても、結局は自己満足の世界なんですがね。
やりきれない…。本当に。
どうしようもなく、やりきれないですから。
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