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男性向けエロライトノベル（ジュブナイル・ポルノ）において、「悪党に犯されまくったヒロインが最後の数ページで唐突に逆転し逃げ延びたり勝利する結末」

それが二次元エンド。

「女の子が犯される話が読みたい！」「でも後味が悪いのは嫌！」という男性読者の身勝手な欲求に応える為にいつしか生まれた手法というか、形式なのですが……。

これ、凄いんですよね、何が凄いって伏線も何もなしに最後のページでヒロイン大勝利というどんでん返しが当たり前のように展開されて、我が目を疑うとはこのことかと。

「小説の書き方」系の本だと「絶対にやっちゃ駄目」なこととされていることが、堂々とまかり通っているという。

で、この掟破りな小説作法が「二次元エンド」と呼ばる理由は、キルタイムコミュニケーションの凌辱エロラノベレーベルである「二次元ドリームノベルス」において多く見受けられる……というか発祥（発症？）した技法だからです。

そしてその大本である、日本で唯一のエロラノベ定期刊行雑誌「二次元ドリームマガジン」もついに100号！（隔月間なのでなんと足掛け16年で達成！）

記念すべきその特集は「二次元エンド」！

というわけで私も執筆陣の一人として、読み切り短編を書かせて頂きました。

もちろん「二次元エンド」です。

てゆーか、並み居る他の作家陣も、特集向け小説は全て二次元エンド！
犯されまくったヒロインたちが最後にはケロッと大逆転してハッピーエンドな凌辱作品ばかりが大集合！

どんなんだよ！　はっきりいって狂気の沙汰です（笑）

ですが、多分、こんな書籍は後にも先にも存在しないと思います。
見本誌で読みましたが超面白かったです。

「二次元ドリームマガジン全99号レビュー」という日本のエロラノベシーン16年ともクロスオーバーする記事もあったり、とても資料価値の高い一冊でもあります。

当時の広告なんかについも言及されていて時代による流行の移り変わりがわかるのがいいんですよね。

尚、100号掲載広告は「めるぺろ」（スマホで二次元キャラとエロトークできるアプリ）。時代だ。。。

研究熱心な方にはオススメかと！


あ

私の作品タイトルは「ジャスティスパッション ハルカ　恥辱洗脳で完堕ちする正義の戦士」です。今回はフルカラー！　イラストは黒澤ユリ先生！

どうぞよろしくお願いします^^

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