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小野こまちさんの作者ニュース
おまけ1
「理志があんなになるなんてね。恋っていいわね」
ミキが空になったグラスに自分でワインを注いだ。
「確かに。ちょっと羨ましいよなー・・・・・」
ミキはにやにや笑って西野の顔を覗き込んだ。
「芙実ちゃん、タイプでしょ」
「・・・・・・・・」
西野はワイングラスに手を伸ばしかけたが、迷った結果、水が入ったグラスを選んだ。
「ほんと、あなたも変わってるわよねえ。元々全然私のことタイプじゃないくせに」
「いいの。俺はミキの魂に惚れてるんだから」
「人間としてってやつでしょ?」
西野はグラスをタン!と置いてミキの耳を引っ張ってキスした。
舌をからませ合う。ミキの赤い口紅が西野の唇にうつる。
「女として惚れてるの上に、人間として惚れてるがあるんだろ」
「ばかね。女はね、好きな男には女として惚れられるだけでいいのよ」
今度はミキが西野の耳をひっぱってキスする。通りがかった店員が二人の姿を見て一瞬動きを止めて、何事もなかったかのように通り過ぎる。
「・・・・・なんか、芙実ちゃんのおかげでムラムラしてきたね」
「俺も思った」
「今日は良いセックスできそうじゃない?」
ミキはおしぼりで西野の唇についた口紅を拭いた。
「樫野さん想像してヤるつもりじゃないだろうな」
「うん、多分想像しちゃう。でも、あなたもでしょ?」
「・・・・・・お互いが同じ人想像しながらするセックスって、なんていうプレイだよ」
「ある意味、以心伝心セックスじゃない?」
西野は立ち上がって上着を着るとミキに手を差し出した。
ミキが空になったグラスに自分でワインを注いだ。
「確かに。ちょっと羨ましいよなー・・・・・」
ミキはにやにや笑って西野の顔を覗き込んだ。
「芙実ちゃん、タイプでしょ」
「・・・・・・・・」
西野はワイングラスに手を伸ばしかけたが、迷った結果、水が入ったグラスを選んだ。
「ほんと、あなたも変わってるわよねえ。元々全然私のことタイプじゃないくせに」
「いいの。俺はミキの魂に惚れてるんだから」
「人間としてってやつでしょ?」
西野はグラスをタン!と置いてミキの耳を引っ張ってキスした。
舌をからませ合う。ミキの赤い口紅が西野の唇にうつる。
「女として惚れてるの上に、人間として惚れてるがあるんだろ」
「ばかね。女はね、好きな男には女として惚れられるだけでいいのよ」
今度はミキが西野の耳をひっぱってキスする。通りがかった店員が二人の姿を見て一瞬動きを止めて、何事もなかったかのように通り過ぎる。
「・・・・・なんか、芙実ちゃんのおかげでムラムラしてきたね」
「俺も思った」
「今日は良いセックスできそうじゃない?」
ミキはおしぼりで西野の唇についた口紅を拭いた。
「樫野さん想像してヤるつもりじゃないだろうな」
「うん、多分想像しちゃう。でも、あなたもでしょ?」
「・・・・・・お互いが同じ人想像しながらするセックスって、なんていうプレイだよ」
「ある意味、以心伝心セックスじゃない?」
西野は立ち上がって上着を着るとミキに手を差し出した。