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きれいになったねー彼に抱き寄せられた瞬間、時間が止まったー
こんにちは。

 人の縁って、つくづく不思議なものです。

 もちろん、この物語はフィクションの世界のことにすぎないけれども、現実世界にもやはり、同じことがいえるような気がしてなりません。

 出逢う運命の人同士は、一旦は離れ離れになったとしても、またどこかで再び出逢う運命なんじゃないかなと思います。
 紅順とジュンスも、まさにそんな強いえにしの糸で結ばれているのでしょうか。
 逢いたいと思いながらも、何度も逢えない状態が続いたにも拘わらず、二人は都から離れた遠いお寺で再会したのでした。

 その日が亡くなったパク尚宮の月命日だったというのも、何か縁を感じます。

 紅順はその日、初めてジュンスと心から打ち解けて話すことができました。誤解されやすいジュンスの良さを紅順はちゃんと理解しています。ジュンスは家族にさえ理解されず孤独に育ってきましたから、とても嬉しかったでしょう。

 ところで、紅順を通して、王女が母貞慧王妃や父英宗をどのように思っているかが判りますが、、、

 これは二人とも、ショックでしょうねー笑
 ですが、一般庶民と違い、王室という高貴な身分では親子といえども距離があるのは、ある意味、当たり前というか仕方のないことであったかもしれません。

 一度は切れたかに見えた若い二人のえにしの糸がここで再び結び直されます。その行き着くところはー。
[作成日]2020-09-27
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