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KETSU OH!さんの作者ニュース
(初期の跡地 より)氏へと至るまでのプロフィール
あちらへと至る、そもそもの来歴は、質素を旨とし既にいらっしゃいますので、申し添える何事もなく、手前の百合等で折れる私共です。
触れようとされ、心持ち膝を折られはしたものの何事もなく立ち直られ、今はもう、あちらに。
手前で折られたとは言え、それはそれで私共の方に引き寄せ、香るものとて無きにしもあらず、百合の様に立っていらっしゃるとも、あくまで私共の方から。
触れようとはされても、お見受けした処、やはり全く。
折しも、何らかの手をと、さしあたり手元に引き寄せる譜を起草とし、以下、略式にて推敲。
去られた後の、実は記憶でしかなくとも、せめて、触れようとはされた何事かを形に尽くすばかり。
私共の方で百合を添え、それも実は装丁の後に結びとして、紐解く暇あればこそ果も。
追って伸びるものも、やがてあるにはあるでしょう。
(生涯の軌跡を以て具体化する氏など有り得ませんし、規範に即した生涯を全うした氏であればこそ、何も残されてはおらず、まことの形式を以て確かに失われたのです。すなわち氏の再現は、結局は省くに至る事実を以て、書物としては閉じられているより他なく、充分に開かれるであろう氏への可能性が、未だここにあるのです。ただし、あくまで比喩としての在り方なので、事実とは一線を画します。
氏を、実に、その不在を以て繰り返すのであれば、遂には虚無にも及ぶでしょう)