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雪 碧子さんの作者ニュース
美しいお茶のおはなし
本作品の中では、朱先生のお茶講座の最中ですが、私も中国茶は大好きです。
…と言っても余りにその数が多く、知っているのは二十、三十余くらいでしょうか。
中国茶といえば、烏龍茶、プーアール茶、茉莉花茶…辺りが有名ですね。
私も茉莉花茶は家に常備するほど、好きです。
花の香りのお茶はとりわけ大好きです。
…で、花茶のおはなし。
今流行りの、お湯を注ぐとグラスや茶碗の中で、色鮮やかな花がゆっくりと開くお茶…。
あれは工芸茶という種類です。
意外に歴史は浅く、80年代後半辺りに考案されました。
別名芸術茶とも呼ばれています。
乾燥した緑茶の茶葉を一葉一葉集めては糸で縛り形を作り丁寧に仕上げてゆく…正に芸術ですね。
ふわりと開くと花や貝、孔雀や扇の形になるものもあるそうです。
工芸茶・花茶の魅力は茶葉の中に閉じ込められていた花が水中花のように綺麗な色や姿を現すその瞬間はもちろん、ゆらゆらと舞うようにグラスや茶碗の中で揺蕩う…その美しさ、妖しさ、儚さ…のようなものではないかと私は考えています。
…グラスの中に閉じ込められたひとつの美しい宇宙のような花茶…。
いつまでもいつまでも眺めていたい美しいお茶です。
…眠れぬ夜のお供に、ぜひ花茶を淹れてみませんか?
きっと、美しい東方美人の夢が見られることでしょう。
…と言っても余りにその数が多く、知っているのは二十、三十余くらいでしょうか。
中国茶といえば、烏龍茶、プーアール茶、茉莉花茶…辺りが有名ですね。
私も茉莉花茶は家に常備するほど、好きです。
花の香りのお茶はとりわけ大好きです。
…で、花茶のおはなし。
今流行りの、お湯を注ぐとグラスや茶碗の中で、色鮮やかな花がゆっくりと開くお茶…。
あれは工芸茶という種類です。
意外に歴史は浅く、80年代後半辺りに考案されました。
別名芸術茶とも呼ばれています。
乾燥した緑茶の茶葉を一葉一葉集めては糸で縛り形を作り丁寧に仕上げてゆく…正に芸術ですね。
ふわりと開くと花や貝、孔雀や扇の形になるものもあるそうです。
工芸茶・花茶の魅力は茶葉の中に閉じ込められていた花が水中花のように綺麗な色や姿を現すその瞬間はもちろん、ゆらゆらと舞うようにグラスや茶碗の中で揺蕩う…その美しさ、妖しさ、儚さ…のようなものではないかと私は考えています。
…グラスの中に閉じ込められたひとつの美しい宇宙のような花茶…。
いつまでもいつまでも眺めていたい美しいお茶です。
…眠れぬ夜のお供に、ぜひ花茶を淹れてみませんか?
きっと、美しい東方美人の夢が見られることでしょう。
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