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いきなりえっちの最中に自分の名前を出された風間パイセン。
巴里でくしゃみをされたことでしょう。

…お忘れの方、または「誰だそりゃ？」の方も多いかと存じますので、少々ご説明を…。

風間パイセンこと風間忍さんは暁くんが通う星南学院の馬術部の先輩でした。
ロシア人とのクォーター。
ホテル王の息子。
華やかな美貌。
軽薄に見えるくらいな明るく派手な社交家。
バイセクシャル。
暁くんにご執心。
…そして、実は義姉百合子様に切ない初恋を拗らせてる人。

私の作品の中では珍しくとにかく明るいチャラ男で、書いていて楽しいキャラクターでした。

暁くんが大紋さんと別れた直後
「俺とお試しで付き合わない？」
と口説き落とし、まんまと暁くんとデキてしまったとゆ〜電光石火のオトコ。
しかしお試し期間中に、なんだかんだありまして、亡くなった兄のお嫁様・義姉の百合子様とパリ〜に駆け落ちされた熱い漢でもありました。
（もしお時間があるお方は「ポン・デ・ザール橋で逢いましょう」をお読みくださいませ♡）

そう。風間パイセンは今、同じヨーロッパ大陸にいるのでした。
大紋さん気が気じゃないわね！笑
風間パイセンは今は百合子様一途とは言え、暁くんとはなかなかに身体の相性ピッタリな仲でしたからね♡

…英国まで来ても暁くんの過去のオトコやらブラコンお兄様やらに気を揉む大紋さん。
いいぞ〜！もっとヤキモチを焼け〜！
もっとオロオロしろ〜！
…と声援を送るワタシ笑笑
なぜならば、大紋さんにはいつまでも暁くんに振り回される恋人でいてほしいのでした♡

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