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初めまして。絵美夏と申します。
　キラキラしたペンネームですが、いちおう「えみか」と読みます。

　拙作は昔の「殉死制度」が出てきます。
　現代を生きる私たちにとっては、物凄く理不尽な、尊厳を無視された制度ですよね。
　こんな制度があると知った時、私はとてもショックでした。
　ドラマで女優さんが「嫁いで数日目に死んだ夫の顔なんて、思い出そうとしても思い出せない。そんな男のために死ぬなんてできない」と泣いていたシーンが忘れられませんでした。

　でも、私が見たのはドラマだったけど、その昔、現実として、こういう悲劇が存在したんですね。
　やはり、すべての女性があっさりと殉死したわけではないので、婚家の義両親がよってたかって無理に死なせたーつまり殺したということは現実にあったようです。

　その時、私はいつか、これを自分の作品の中で書いてみたいと思いました。

　ヒロインの雪鈴もまた、突然、予期せぬ不幸に見舞われ窮地に立たされます。
　今日のところにもあったように、「避けることができない運命ならば、受け容れて前に進むしかない」腹をくくり、理不尽な運命に立ち向かいます。

　さて、この作品は「殉死制度」だけではありません。途中からは王朝ラブロマンスに移行する予定です。

　拙い作品と作者ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。
　

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