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こんにちは。

　昨日辺りから、グッと寒くなりましたね。
　どうか皆様、体調を崩されないようにしてくださいね。

　あまりにも突然すぎる夫の死。
　共に過ごした時間は、たった五日間でした。
　ほんの数時間前には、夫はまだ優しい笑顔で話し笑い、少し熱っぽい視線で雪鈴を見つめていたのにー。

　政略結婚で、好青年だけど女性慣れしているわけでもない純朴な若者、
　恋に落ちたわけではないけれど、穏やかで知的な人柄に好感を抱いていた。
　このまま何事もなく穏やかに月日を重ねれば、ごく普通の幸せな家庭を築いていたはずだった。
　胸を烈しく揺さぶるような、焦がすような恋情を知ることもなく。
　それはそれで、一つの女の生き方といえるのかもしれない。

　けれどー、神様は雪鈴から幸せになる可能性を永遠に奪ってしまったのでした。

　針の筵だった婚家で、たった一人、雪鈴を守ってくれようとした彼はもういない。
　後に待ち受けるのは、残酷な義両親だけ－。

　本日もどうぞよろしくお願いします。

　
　

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