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おはようございます。

　また寒さが戻りましたね。
　
　さて、思い詰めたソンニョは、ついに屋敷から脱走を図ろうとします。
　雪鈴がそれに気付いたのはソンニョにとっては、幸だったのか不幸だったのか。

　また、女中頭のスチョンもソンニョの同輩から報告を受け、ソンニョの動向を見張っていました。
　雪鈴は正義心と義憤に駆られて、スチョンに「忌まわしい生け贄の因習」について抗議します。
　しかし、意外にもスチョンは雪鈴ほど憤りもしませんでした。
　ごくごく普通の出来事のように冷静に受け止めたのですね。
　スチョンは雪鈴やソンニョからすれば、母親の年代です。
　長く生きた分、分別もあり多方面から物事を見られるのでしょう。

　スチョンに言わせれば、生け贄の風習は昔から存在したものである。更にソンニョが妹一人を連れて逃げたところで、村に残された家族が村人からどんな扱いを受けるのか考えろというのですね。

　雪鈴としては、スチョンの理解を得られると思っていただけに、衝撃と落胆は大きいのですがー。

　それでは、本日もよろしくお願いします。

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