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NEW 絵美夏ーEmikaーさんの作者ニュース

この村から生け贄の風習が無くなるまで、私は町に帰りません
こんにちは。

 第二話の冒頭で、コンの乳母スチョンがコンに同情するシーンがありましたが、、、
何となく今日のコンと雪鈴の会話で納得できるでしょうか!?

 可愛らしい見た目に反し、雪鈴は頑固です。
 こうと決めたら、まっしぐら。自分の「信念」に向かって突っ走ります。

 今回の彼女の信念とはー。
 ハクビ村から、これ以上の痛ましい犠牲を出さないこと。すなわち、「龍神の花嫁」という風習を根絶させることです。

 コンと雪鈴がまず最初に訪ねたソンニョの実家は、もぬけの殻でした。しかも、もうかなり前に一家全員で家も何もかも捨てて逃げたようです。
 もちろん、その中には「花嫁」に捧げられるはずだった妹もいましたから、コンは雪鈴に
ーこれ以上の深入りは止めて帰ろう。
 と提案したものの、案の定、雪鈴は「帰らない」ときっぱりでした。

 雪鈴の言うことも確かに間違いではないのです。
 確かに、ソンニョの妹スングムは夜逃げして村にいないのですから、「花嫁」になることはありません。しかし、「花嫁」が逃走すれば、村役たちはまた新たな「花嫁」を立てるだけです。
 それでは、忌まわしい風習の犠牲になる少女たちが増えるだけで、悲劇は続きます。

 雪鈴は、悲劇の大元である「花嫁」風習そのものを無くさなくてはならないと考えています。

 ですが、、、
 コンの指摘もまた事実なのです。
 「花嫁」の風習を擁護するものではないが、長らく、その土地に根付いた風習には、それなりの意味もあるとコンは言っています。

 さて、雪鈴は、「信念」を貫くことができるのでしょうか-。

 それでは本日もよろしくお願いします。
[作成日]2024-01-13
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