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こんにちは。

　本日は、雪鈴とコンが町役場を訪ねるシーンです。

　地方官は上から下まで結構、等級があるのですが、呼び名は「使道サット」と総称で呼ばれることも多いです。

　ちなみに、本文中にもあるように、今回、登場するのは「県監ヒョンガン」といって一番下です。
　コンと雪鈴が暮らすセサリ町にも地方官がいますが（第一話後半で登場）、セサリ町は「郡守グンス」で、等級としては県監の一つ上になります。それでも、呼び名は「使道」です。

　この地方官は、なかなか気骨のある人物のようで、コンが王族と知って礼は尽くすものの、あっさりと権力になびく姿勢は見せません。
　その点、セサリ町の郡守は雪鈴の義両親にあっさりと買収されるという、権力に弱い小役人でした。今回の地方官とは真逆です。

　コンと地方官の緊迫したやり取りが続きます。
　何故か、彼はコンたちに
ーあの村には拘わらない方が良い。
　と、謎めいた物騒な忠告をするのですが。

　それでは、本日もよろしくお願いします。

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