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おはようございます。

　この第二話を書いたのが丁度、去年の桜が咲く頃でした。
　執筆途中、作品世界とリアルタイムの季節が同じというのは、あるようでなかなかありません。なので、自分的には、かなり嬉しくて、時々、庭の桜を眺めにいっては楽しんで書いたのを記憶しています。

　さて、役場の書庫で「七十年前、大蛇が暴れたので、鎮める儀式を行った」という記述を見つけた雪鈴。
　これが別のシーンで村役たちも話していた「生け贄を立てた」際の記述なのですね。
　コンと雪鈴の極秘調査は、ほんの少しだけですが、前進したといえます。

　しかしー。
　まだまだ、核心に辿り着くにはほど遠く、雪鈴は次第に焦りを感じ始めます。
　普段、鷹揚な彼女にしては珍しいですね。

　そんな彼女ですが、その年最初に桜が咲いた朝、一人で村まで出かけます。
　後に、雪鈴はコンに告げずに一人で行動したことを後悔することになるのですが、、、
　更に、村の入り口で遭遇した村の老婦人から意外かつ衝撃的事実が明らかになりますー。

　それでは、本日もよろしくお願いします。

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