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「人妻愛人契約」完結しました！

読んでくれた方、拍手、エモ投票、しおりをしてくれた方、ファン登録をしてくれた方、ピックアップをしてくれた方、レビューを書いてくれた方、メッセージを送ってくれた方、心より、心より感謝いたします。

この作品は、私の長編５作目となりますが、書きはじめたのは「淫夢鉄道の夜」よりも早い2020年の暮れです。足掛け3年半、ずいぶんと難産になりました。

第7章の新年会のところまでは一気に書けたのですが、いよいよ濡れ場というところからピタリと書けなくなり、書いたところまでを読み返しては修正する日々が続きました。これではもったいないと一念発起し、ようやく話を先に進めることができたのは2023年の暮れ。それからも書いては書き直すことを繰り返し、どうにか完結まで漕ぎつけました。しんどかった。

連載中は自分でも驚くほど多くのレビュー、メッセージ、拍手、エモをいただきました。連載開始をお知らせするニュースに、

「前半は、エロは控えめにして、妻の行動が間男によって変っていく過程を描きたいと思っています。じれるくらいにじっくり書けたらと思っているので、もしかしたら読んでくださる方のほうが飽きてしまうかも知れないと、ちょっと恐れているのですが……」

と書きましたが、正直、ほんとうに飽きてしまわないか、読んでいただけるか怖かったので、レビューもメッセージもすごく嬉しかったです。そして拍手とエモも。ほんとうに勇気づけられました。ありがとうございました。

この暖かさが、こちらのサイトのいいところですよね。エモで「泣けた」が一番多くなったことにも驚きましたが。

終わり方については、私の作品では初めてのがっつりバッドエンドです。ハッピーエンドを、という声もいただきましたし、私自身ハッピーエンドが好きなので心が揺れましたが、書く前から固い決意（なんだそれ？）をもって決めていたエンディングなので、今回はこれで貫きました。目をつぶって、えい！　どうかご容赦くださいませ。

でも、やっぱりハッピーエンドにしたほうがよかったかなあ。祐樹が可哀そう。んん……。

次回の作品はいつになるかわかりませんが、シリアスなものを書くのは精神的にしんどいので少しお休みして、お気軽なコメディを書きたいと思ってます。できたらまたここで発表しますので、これからも応援、よろしくお願いします。

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