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様々な分野から多種多様の男女が集まり、開催されたパーティ。会場が私の会社だったため、強制参加となったのだけど、そこで出会ったのはイケメンの四人だった。
一人目は、年上のサラリーマン。名前は──
和己
はじめまして。和己です。……若い子と話すのは緊張するなぁ。可愛い子だと尚更……あ、今のは聞かなかったことにして!
すごい慌てぶりだったけど、会場が騒がしくて彼が何を言ったのか全く聞こえなかった。和己さんの次に出会ったのは、ミュージシャンだという男性。【rain・world】というバンドでボーカルをしているそう。
陽平
……何か用? あー、この企画の……。悪いけどアンタと話してられないんだわ。……そんなに俺と話したいなら、ここに連絡して。それじゃ。
手渡されたのは、【陽平】彼の名前と連絡先が書かれた名刺だった。足早に去った彼の次に出会ったのは、可愛い年下の大学生だった。
航太
あの……良かったら、お話しませんか? 俺、航太って言います。急に話しかけて迷惑じゃなかったですか? ……よかったぁ~!
天使のような微笑みを向けられ、母性本能がくすぐられた。可愛いしか言葉が出てこなかった。そんな彼の次に出会ったのは、美容師だというお洒落な男性。
佑真
あれれ? 誰かと思ったら、可愛いお姉さんだ~。はじめまして! 俺、佑真。てかさ、女性から男に話しかけるなんて……【何か】のお誘い? ぷっ! なに想像したわけ? 顔赤らめちゃって、可愛いね~
散々私をからかって、彼は他の女性のところに行ってしまった。タイプが異なる四人のイケメンたち。それぞれと連絡先を交換したのだけど……彼らから連絡は来るのだろうか。
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