この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・秘め事談話
31
遠藤伊織
相変わらず本社だという事を忘れたような、凄い言い様でした。
社長も美紀様が関われば……
申し訳ありません、これは忘れて下さい。
32
早乙女美紀
(忘れてって、しっかり書いてるじゃない)
気を使ってくれているのは知ってます。
……あまり朔夜叔父様を苛めないで、遠藤さん。
私からのお願い。
33
遠藤伊織
やりたくてやっている訳ではないのですが……
美紀様がそう言われるのでしたら、私の方が自重します。
あまり騒いでも、下衆な勘繰りを呼ぶだけですので、問題ありません。
34
早乙女美紀
(もう!遠藤さん真面目過ぎ!)
あのね、止める気はないよ。
朔夜叔父様も、分かっていてやっているし、遠藤さんだって分かっているでしょう。
35
遠藤伊織
これは子供の頃からの癖です。
今更直りません。
出来る限り、穏便に済ませるように致しますので、美紀様はあまりお気になさらず。
36
早乙女美紀
(余計に気になるじゃない!)
朔夜叔父様と仲良くしてね、遠藤さん。
37
無理だろうと思っていても、仲良くして欲しい美紀の心。
それは遠藤も理解しているが、一度出したものを引っ込める訳にもいかず。
それも理解してやって欲しい。
ね、美紀?
38
オリバー・スミス
随分とスマホ見てるなー美紀さん
39
早乙女美紀
へ?
オリバーさん!?
近くに居るのに、なんでチャット??
40
オリバー・スミス
だってなー
チャットという事はあれだろ?
普通に話して良いの?
内容的に不味いと思うけどなぁー
クリックして次のテキストを表示