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近藤美波
パンチのみならず、キックまで…なんてパワーなの…全部攻撃が読まれてる。こうなったら…
ディアビリア
『残念だけど、キミの得意技の回転キックもムダだよ。君がヤケになってるのは私にはお見通し。さて、次はどうするのかな?』初めて自分の攻撃を塞がれ、焦る彼女。ああすごくかわいい。キミの心もっと見せてよ。
近藤美波
(バリアで塞がれた!?うぁぁぁーっ!!い…痛い…強すぎる)攻撃をサイコキネシスにディフェンスされ、背中から壁に強く当たり、ジンジンと痛みが来る。これが地球人なら、気絶してもおかしくないレベルよ。
近藤美波
「今まではそれで勝てて自信満々だったろうね。でも、相手が私だったのが残念だったね。キミの心は全部私に分かるんだから。」と先生。信じられない。はっ!まさか…アタシは、先生が人の心を読めると推察した。
近藤美波
(今日が初対面のはずなのに、どうして分かるの?まさか…ジャスミンさんと同じ、サイコメトラー!?もしそうだとしたら…こんなに行き詰まったの初めてだ…このままじゃやられる…ならば!ブレードモードで…)
近藤美波
アタシは、ネオディーマグナムをブレードモードに変え、もう一度ジャンプしたあと、上から斬りかかろうとした。そしたら、今度はサイコキネシスで身体が重く感じて、動けなくなったの!(ダメだ…勝てないかも…)
ディアビリア
察したようだね。キミの思ってることは正解だよ。強いと噂されるわりにはずいぶんアザだらけじゃないか。私が小耳に挟んだところによると、どうやら君は一部のクラスメイトから相当妬まれてるようだね。
近藤美波
(パワーもアタシと桁違いだし、おまけにサイコメトリー能力まで…他の先輩や後輩が『怖い人』って言ってたのはこのことだったんだ。)
ディアビリア
(相手が地球人だから、ケガさせて迷惑かけたくない。だから抵抗せずにわざと殴られ蹴られこんなに大きなアザを作っている。キミは自分の優しさに押しつぶされているのか。かわいそうに。)
近藤美波
そんなこと…あーっ!!!痛い、動けない、からだがはち切れそう!!あーっ
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