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甘い体術 Episode of デカレンジャーSPIRIT
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戸増拓也

姉さんは『生で魚を食べる宇宙の民族もいるが、味付けなしで食べることが多い、ここまで美味しいのは初めてだ』と言っていた。地球は食べ物のアレンジが豊富だからいい星だと。同じ地球人として僕も嬉しい。

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ホージー

『Oh!delicious!』しばらく会わないうちに、美波の料理の腕は上達しているようだ。カンタンなものだけだよと本人は謙遜していたが、レシピ動画を見て自分で料理を覚えるとは大したものだ。

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ディアビリア

『カルパッチョ、だっけ?すごく美味しいよ!美波は料理が上手だね』美波は興味があればどんなことでもやろうとする好奇心旺盛な子だから、ある日私が帰るなり自分で夕飯を作った」と見せてきたときは嬉しかった。

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戸増拓也

僕がオムライスを選んだのは、美波が僕に最初に作ってくれた手料理だからだ。ある日、訓練のサポートのお礼に、と夕飯に誘われた。メニューはオムライスとサラダとコンソメスープ。卵が半熟でとろけ美味しかった。

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戸増拓也

『いいよな拓也は。娘の手料理先に食べられたんだから。』とむくれる父さん。僕たちくらいの歳になると、女の子は父親を嫌うことがあるというけど、美波は孤児ということもあり、父さんに好意的に接してくれている。

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ホージー

『拓也がオススメっていうなら、俺も美波手作りのオムライス食べてみるか』娘の手料理が食べられるというのは、義理であっても親にとってとても嬉しいことだ。俺は嬉しさのあまり、気付いたら鼻唄を唄っていた。

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戸増拓也

『僕より父さんのほうがテンション上がってるじゃないか。』と僕が笑うと「娘の手料理食べられるの嬉しいからな」と笑う。そんな父さんを見て、姉さんも声を抑えながら笑っていたよ。姉さんの店は和やかでいい。

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近藤美波

パパの「俺もオムライスが食べたい」の声に、二人のメニューはオムライスに決めた私。拓也はケチャップの酸味が苦手だからガーリックバター、パパはケチャップのライスにしたの。二人とも喜んでくれるかなぁ。

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近藤美波

『お待たせ致しました!』アタシが呼びかけると、二人とも立ち上がって「やった!」と喜ぶ。ふたりとも子供みたい。『よっぽど待ち遠しかったんだね』とお姉ちゃん。二人の味の感想、楽しみだなぁ(*´艸`*)♪

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戸増拓也

美波手作りのオムライスは、真ん中から卵を割るとトロトロになるように、下からライスが少し見えるようになっている。僕がガーリックバターライスを気に入っていることを覚えてくれていたのはとても嬉しかった。

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