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ホージー
拓也のヤツ、アカデミーの時から大変だったんだぜ。俺の子供だからって名前バレしてて、上級生が顔見に殺到するし、バレンタインになればロッカーにドアまでパンパンのチョコの山!芸能人じゃねーよ!ったく!
センちゃん
ホージーが珍しくかなり酔っているようで、何飲んでるか聞いたら、パワースプリッターのショットだってさ。酔いが覚めるまでかなり時間かかるから大丈夫かって念押ししたけど…明らかにテンションおかしいよ…。
戸増拓也
父さん、いくら捜査に関わらないからって、受け持ってる生徒のことでグチりたいのか僕にまで絡み酒。センさんからパワースプリッターだと聞いて真っ青になった。アルコールより精神的作用が大きいからなんだよ。
ディアビリア
ホージー、教官になっても不満は尽きないのか。パワースプリッターでかなりできあがってるね。私は、『明日ゴミの日だから』とカウンターを離れ、裏口から外へ出た。(いい機会だ。みんなには存分に狂ってもらおう)
ディアビリア
私は表のドアに、手書きで急遽『本日私用のため閉店致します』との張り紙をし、さらにスマホのリモコンアプリで明かりを落とすと、アロマランプとバニラのアロマオイルを用意する。さぁ幸せそうな顔、見せておくれ。
近藤美波
『あれ?さっきよりちょっと暗くない?』まずい、美波が異変に気づいたようだ。彼女の野生の勘も、私にかかれば無力だからね。キミにはさっそく狂ってもらおうかな。『お姉ちゃーん、どこー?』と美波の呼び声。
近藤美波
アタシは異変に気づいたので、裏口から外へ。だって、燃えるゴミの日あさってなのに、明らかにおかしいからね。お姉ちゃんの姿を見つけたから安心したけど、真の姿(怪人体)に変身してて何やら様子を伺ってたの。
近藤美波
何事もなさそうだったので、気のせいかと戻ろうとしたら、『キミの勘は相変わらずだねぇ。』と豹変モードのお姉ちゃん。『今日はね、キミがもうすぐ大人になる前祝いをしたくてね。それでみんなを呼んだんだ。』
近藤美波
『ようこそ。桃源郷へ。』お姉ちゃんに強くバックハグされ、身動きが取れない。『この前買ったベビードール見せて。』アタシは恐怖のあまりさらに動けなくなった。(こんなところで…見られちゃうよ…)
ディアビリア
『だーいじょうぶ。結界張ったから外からは見えないよ。ああかわいいね。』乳首を優しく撫でられ、甘い声が上がる美波。『ほら、そのままお座り』喫煙スペースのベンチに膝に乗った状態で座らされる美波。
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