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ディアビリア
『さ、仕上げだよ。いっぱい出して。』拓也は私の体に身を寄せ気持ち良さそうにまどろんでいる。ミルクが出ると、姉さんはペロペロ舐めた。「美波…抱っこさせて。」と、拓也は片言ながらもホージーにおねだり。
ホージー
『拓哉。負のイメージからやっと開放されたんだな。嬉しいぞ。美波抱っこしたいんだよな。ほら、お前の好きなお姫様抱っこで2階に連れてってやりな。』拓也は美波を『どんなふうに愛したいか』を行動に移す。
戸増拓也
実は僕も、美波にプレゼントを買ってきていた。麗香さんと同じロングワンピースが着たいと言っていたことを思いだしたので、買ってきた色違いの薄紫のワンピと、フリルのついたネグリジェを美波に見せた。
近藤美波
『わぁ!かわいい!』私は欲しがったものを憶えてくれていたことがとても嬉しくて、思わずハグ。お姉ちゃんとパパも、良かったねと言ってくれた。「美波が好みそうなチョイスだ。」と拓也の頭を撫でたパパ。
戸増拓也
「さっそく着せてみたらどうだ?」と父さん。ただ、汗が滲んでいるせいか、ベビードールから胸が透けていた美波。「着るならシャワー浴びてからがよさそうかな。おいで。」美波をおぶり、バスルームへ向かう。
ホージー
美波にシャワーを浴びせてくると拓也。俺は、センとウメコの様子を見に行くため、1階へと降りた。相当心地よかったのか、二人とも抱き合ってぐっすり眠っていた。起こすのは酷だから、このまま寝かしとくか。
近藤美波
アタシは、「汗をかいただろうから」と拓也と一緒にお風呂に入る。シャンプーをする拓也の指遣いは、プロの美容師のような優しい指遣いで心地よかった。二人一緒に湯船に浸かり、どんな刑事になりたいかの夢を語る。
戸増拓也
「アタシ、お姉ちゃんみたいな、強くてカッコいいスペシャルポリスになりたいんだ。」美波が嬉しそうに僕に夢を語った。お湯の中で、『なれるよ。美波なら。』と優しくバックハグした。あたたかい。ああ、幸せだ。
戸増拓也
『そういえば、スワンさんの同期だったハイマルが、ぜひ美波にゾードに乗ってもらいたいって言ってたよ。まだOSが調整中だから、シミュレーターモードしかできないけど、今度一緒に見に行こうか。』と彼女に提案。
近藤美波
『メガゾード…アタシの…ホントに!?』思いがけない話に、思わず大きい声が出る。ハイマルが、「やっと自分の作ったメカを使いこなせそうなテストパイロットが見つかった」と、泣いて喜んでいたそうなの。
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