この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い体術 Episode of デカレンジャーSPIRIT
51

白鳥スワン

でも彼女、最近はなかなか眠れなくて、ルームメイトの生徒も、『毎日うなされてかわいそう』って心配しててね、市販の睡眠改善薬買ってきてくれてたみたい。小さい子の兄弟がいる子がおぶってあげたりしてるって。

52

ドギー・クルーガー

そこまで重度なのか…子供の睡眠不足は体に毒だからな。以前全体集会で突然倒れ、『重度の過労』ってことで警察病院で休ませたこともあった。『地球のアカデミーは酷だから辞めたほうがいい』と学校医も呆れていた。

53

ディアビリア

『あの子には、心から安らげる環境が必要だ。同じトート星人だから、彼女の体と心のケアもしてあげたいんだよね。あんな辛いところじゃ、訓練以前に体壊しちゃうよ…。だから、彼女のことは私に任せてほしい。』

54

ドギー・クルーガー

分かった。彼女のことはディアに任せよう。他の惑星の者と違って、トート星人は体の発育が早いからな。同じ惑星の者どうしなら、美波も安心できるはずだ。スワンもこの件について異議はないようで、快く承諾した。

55

近藤美波

今日も訓練終わったーさて、帰ろうかな。『あれ?先生どうしてここに?』アタシは私服に着替えようとロッカーに戻ろうとすると、先生が待ってくれていた。もしかして、送ってくれるとか?2回も申し訳ないよ…

56

ディアビリア

今日から一緒に住むからね。独りで食事したりとかって寂しいだろうから、クルーガーとスワンにお願いして、私の家に一緒に住むことになったんだよ。私は彼女に未成年後見人と住所変更届けの紙を見せた。

57

ディアビリア

『みせいねん…こうけんにん?』美波は不思議そうな顔をした。これを見てくれているみんなには聞き馴染みがないかもしれない。美波は両親が既に亡くなっているから、これからは私が親になるということを説明した。

58

近藤美波

住所変更の手続き用紙の控えを見せてもらうと、私の名前と一緒に、世帯主の名前としてディアビリア先生の名前が書いてあったの。先生が私の保護者として地球署署長でもあるクルーガーさんが承認してくれたみたい。

59

ディアビリア

『これから夕食の買い物にでも行きたいんだけど、どうする?』そう彼女に訊くと、一緒に行きたいと嬉しそうに答えてくれた。この笑顔、ホントにかわいい。『ありがとう。さ、荷物まとめておいで。』

60

近藤美波

あの日、先生のヘビたちにカラダ触られてイヤじゃなかったかって?嫌悪よりも、不思議と幸福感が勝っていたの。今まで私が『かわいい』って意味で頭撫でられたことなかったからかなぁ。

クリックして次のテキストを表示

/75ページ 
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ