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ディアビリア
『ディア様のおかげで、触れ合って愛情を確かめ合うことの大切さを知れたんです。あの二人も、ディア様の愛で頼もしい隊員になってくれるのが楽しみですわ。』と嬉しそうだ。たくさん壊して子どもにしてあげる。
近藤美波
私は相変わらず、拓也に身体を撫でられて頭がふわふわしていた。摘発した新興宗教組織から脱会した人たちのセラピーのため、お姉ちゃんがオーナーを務めるマンションのエントランスに集まり話をしたのを思い出す。
近藤美波
『君たちは、金で愛を搾取されていたんだよ。私はそんな事は良しとないんだ。さぁ、みんなコレを飲んで。』赤紫の液体を渡された。お姉ちゃんの星で栽培されているワインらしい。口にしたあと頭がボーッとた。
近藤美波
『美波、まずは君からだよ。おいで。』アタシは、少しふらつきながらも、カーテンがついたベッドへ向かった。『私の愛に触れれば、お金も何もいらないってことみんなに教えてあげて。いっぱいいい声聴かせて。』
近藤美波
いつもと同様、ゆっくりシャツのボタンを脱がされ、胸や背中を撫でられる。指が這う感覚が体に伝わり、甘い声が出る。『いいでしょ。私の側ではみんな幸せになれるんだ。私が欲しいのは、みんなの心だからね。』
近藤美波
気持ちよさで幸福感で、もっと感度が上がる。『ほら、みんなに幸せ分けてあげよ。』胸、脚、背中、クリも全て撫でられたが、クリのときに大きく声が出た。『こうして、心を浄化させる必要があるんだ。』
近藤美波
あたしは体のあちこちを触られ、頭と身体両方ともとろけそうだった。『この感覚、身体が欲しがるから、私から離れることは出来ないんだよ。あのコたちもこれからその幸せをずっと味わうことになるんだ。』
近藤美波
身体を伝う甘い感覚が欲しくてたまらない、傍から聞けば恐ろしいかもしれないが、私や麗香さん、拓也にとってはこれが幸せなのだ。これからお姉ちゃんの感覚に染められていくあの人たちを見ると、自分まで嬉しい。
戸増拓也
美波、あの時のこと思い出して身体が疼いてるんだね。もっと撫でてあげる。僕も姉さんに何度も身体を撫でられたから、彼女の考えてることが手に取るように分かる。僕も一緒だ。君のことは絶対に離さないから。
近藤美波
お姉ちゃんの『心を子供に戻して、たくさん愛する』という考え、なんて幸せなの。実習で先輩に同行したとき、大人の汚れた一面をたくさん見てきた。薬物、お金、暴力。そんなものとは無縁の世界にしたい。
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