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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
301

美緒

恭平先輩、変なこと言わないでくださいっ!

302

十六年の人生において、「スケベ」などという女子にとっては侮蔑的な言葉を浴びせられたのは初めてだったのだろう。

あたふたと動揺しながら、美緒は高崎に抗議する――。

303

美緒

わ、私っ、エッチな女の子じゃありませんっ!

304

きっと「スケベ」という言葉は語感が強すぎたのだろう。

美緒は「エッチ」という柔らかい言葉に変換して、高崎に抗議した。

305

が、高崎のほうは平然としたものだった。

306

高崎

だったら、自分の乳首を見てみろよ……?

307

美緒

え……?

308

高崎

ビンビンに勃った乳首を見れば、自分が「スケベ」だって自覚できると思うぜ? フフッ……

309

美緒

やっ、やっ、やあぁっ……

310

もちろん、美緒が自身のバストに目を向ける訳もない。

それどころか、勃起した乳首と自らの視線に距離を置くように、“童顔”を左に傾けた。

「左」だったのは、高崎が右肩に顔をのせているからだ。

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