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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
371

美緒

フフッ……

372

高崎

何が可笑しいんだ……?

373

左の乳首への愛撫を一時中断して、高崎が美緒にそう聞くと、美緒は答えた。

374

美緒

今さら恭平先輩に嘘ついても、仕方ありませんよね……?

375

美緒

先輩の言う通りです……

376

美緒

私……ずっと「イヤらしいこと」考えてました……?

377

美緒

自分の……

378

そこで美緒は言葉を詰まらせた。

先ほどは恥ずかしさのせいで回避した「乳首」という言葉を、今度は使うべきかどうか迷っているようだった。

379

が――結局のところ、今回ははっきりと「乳首」という言葉を用いて、美緒は続けた。

380

美緒

自分の……乳首のことを「可哀想」って思っちゃったんです……

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