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プールサイドの毒牙 〜ヤリチンの先輩たちに寝取られた彼女〜
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美緒
ン――ッ!!
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恭平の腕の中で、美緒の体がビクッ!、と震えた。
涙の溜まった両目をギュッと閉じて、今までと同じように小さな“声”を鼻から漏らした――。
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それから、一瞬の沈黙を置いたあとだった――。
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和馬が目を覚ましてから今に至るまで、ずっと“への字”に結ばれていた美緒の唇が、とうとう緩んだ。
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美緒
あふぁ――っ!
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そして和馬の耳に届いた、美緒の“声”――。
それは、和馬が一度も聞いたことのない“声”だった。
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和馬
(これが……美緒の……“声”?)
418
でも、もちろん最初の一片だけではない。
419
美緒
あ――んッ、んぁっ……
420
美緒の唇から次々と舞い上がる、その全ての“声”が、和馬の耳には新鮮なものだった……。
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