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彼のお兄ちゃん
351

ズチュッ… ズチュッ ズチュッ…

352

小春

ぁっ…、だ…めっ…。イって、る…のに…っ…。

353

玲央

…知ってる。わざと、だよ(ニヤリと笑って)

354

小春

(…だめ…。思い出しちゃ、だめなのに…。意地悪な笑顔が…、すごく…似てる…)

355

玲央

…今日は帰らなくていいんだから。もっと…、いっぱいシよ?

356

小春

うん…(玲央の肩に顔を埋めて)

357

小春

(…身体が、熱いから…?…キスマークの痕が…、ジンジンする…)

358

玲央

…ハァ…ハァ…、小春…っ…。好きだよ…。誰にも、渡したくない…っ…。っく…、出るっ…。うっ──!

359

ビュッ… ビュクッ… ビュクッ…

360

小春

(…玲央くんが、イってる…。ゴム越しでも、分かるくらい…)

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