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砂の人形
ID 10960
SF・ファンタジー・歴史
- (PV) 79,403
- (しおり) 54
- 210拍手
最終更新日 2016-08-31 23:12
概要
国王の命令で毎日いびつに繋がる二人には、惹かれあう理由があった。
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作品説明
※お知らせ※
8月31日付で更新した8、9章ですが、
推敲が不十分なまま掲載してしまいました。
後日修正する可能性があります。
ご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ありません。
「7章 遠いオアシス」から一部抜粋
//////
嫌われることを恐れながらも、毎日夢中で触れた体。昨日、あと少しで僕のものになるところだった体。爪の先で優しくなぞると、鳥肌を立ててほぐれていく。先端を硬くするときに浮かぶ血色が、今、僕の指の間で綻んでいくのが分かる。息を殺して没頭する僕の膝の間で、姫様の背中が弧を描いた。
「んっ……! 何してるの!」
姫様の唇から甲高い声がもれる。もう取り繕える状態でもなくて、僕は開き直ってしまった。
「僭越ながら、起こして差し上げた次第です」
「ふ、普通に起こしなさいよ……!」
「何度かそうしましたよ。でもこっちの方が、効果があるようなので」
親指と薬指で同時に、尖った乳首を押し込む。駱駝の歩みに合わせて体が揺れるだけで、姫様はますます硬くしてしまう。砂除けをきつく握りしめた指は震えて、上擦る息づかいはもう隠しようもなくなっている。
//////
10章は、9月中旬頃更新予定です。
8月31日付で更新した8、9章ですが、
推敲が不十分なまま掲載してしまいました。
後日修正する可能性があります。
ご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ありません。
「7章 遠いオアシス」から一部抜粋
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嫌われることを恐れながらも、毎日夢中で触れた体。昨日、あと少しで僕のものになるところだった体。爪の先で優しくなぞると、鳥肌を立ててほぐれていく。先端を硬くするときに浮かぶ血色が、今、僕の指の間で綻んでいくのが分かる。息を殺して没頭する僕の膝の間で、姫様の背中が弧を描いた。
「んっ……! 何してるの!」
姫様の唇から甲高い声がもれる。もう取り繕える状態でもなくて、僕は開き直ってしまった。
「僭越ながら、起こして差し上げた次第です」
「ふ、普通に起こしなさいよ……!」
「何度かそうしましたよ。でもこっちの方が、効果があるようなので」
親指と薬指で同時に、尖った乳首を押し込む。駱駝の歩みに合わせて体が揺れるだけで、姫様はますます硬くしてしまう。砂除けをきつく握りしめた指は震えて、上擦る息づかいはもう隠しようもなくなっている。
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10章は、9月中旬頃更新予定です。
作品公開日 2016-08-05
ランキング
総合 |
3248位 (過去最高 179位) |
---|---|
カテゴリ |
155位 (過去最高 8位) |