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売れない写真家、木崎慎太郎は

不運にも35歳の誕生日に手遅れの進行がんが見つかり、余命宣告を突きつけられた。

余命は二ヶ月。

叶えたかった自分の夢はもう、諦めるしかないのか────？

悔やむ彼の前に、一人の悪魔が現れた。

「お前の願いを叶えてやる────ただし」



「願いを叶えたらお前は、必ず地獄へ堕ちることになる」



さぁ、どうする────？



問いかける悪魔に、木崎は────