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満里奈先生と危険な恋
ID 17939
学園・学生・教師
- (PV) 5
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- 89拍手
最終更新日 2019-10-15 13:13
概要
亜里沙と満里奈が恋をしていくお話。
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作品説明
午前6:30。
いつもより、1時間程、早く起きて自宅の姿見の前で個人ファッションショーを行っていた。
真新しいブレザーに身を包み、パンツが見えそうなくらいの勢いで1回転をした。
本人は分かってはいないが姿見越しにパンツが見えている。
1人だから構わない。
スカートが風になびく。
そこいらの男子なら100%振り向くであろう光景だ。
「今日からニシジョに通えるんだわ」
西女子高等学校こと、ニシジョ。
F県内では進学校として有名であり、偏差値が70もある超有名高校である。
スポーツも全国区であり、文化部も栄えている。
中学時代から小説が好きなので文学部に入部しようと既に決めている。
パンフレットを見ている時から既に高校生活を描いていたのだ。
7:00。
いよいよ、登校する時間になった。
父親とは思春期で仲が悪いので、代わりに母親に見送って貰った。
家の付近からバスに乗り、駅まで15分かかる。
県内ではもっと遠方から通学している人もいるので、私は序の口だ。
サラリーマンやOLと一緒に電車に乗り込む。
新学期なので、電車は自然と混雑する。
その時、電車が揺れた。
見た目が20歳くらいの女性とぶつかる。
この人も勤め人なのかな? と想像する。
「ごめんなさい」
「こちらこそ」
2人とも頭を深々と下げて、しばらくは黙り込む。
女性が何かに気が付き、口を開けた。
「ウチの生徒じゃない?」
「え? 先生ですか?」
「私、谷合満里奈って言って、今日からニシジョの先生よ」
「え? 先生何ですか。よろしくお願いします。私は二村亜里沙と申します。」
こんな偶然があるんだなと多少、驚きを隠しつつ丁寧に挨拶をした。
「今日からという事は新任の先生ですか?」
気になったので質問をしてみた。
「そうね。今日から先生だから新任ね。私達、同じ1年生よ」
「本当ですね。私、文学部に入部しようと思っているんです」
「え? 偶然だね。私は、掛布先生の代役を頼まれて文学部の顧問になったのよ」
「本当ですね。じゃあ、よろしくお願いいします」
「ええ。こちらこそ、よろしくね」
これが運命の出会いになろうとは、今はまだ知る由もなかったのである。
いつもより、1時間程、早く起きて自宅の姿見の前で個人ファッションショーを行っていた。
真新しいブレザーに身を包み、パンツが見えそうなくらいの勢いで1回転をした。
本人は分かってはいないが姿見越しにパンツが見えている。
1人だから構わない。
スカートが風になびく。
そこいらの男子なら100%振り向くであろう光景だ。
「今日からニシジョに通えるんだわ」
西女子高等学校こと、ニシジョ。
F県内では進学校として有名であり、偏差値が70もある超有名高校である。
スポーツも全国区であり、文化部も栄えている。
中学時代から小説が好きなので文学部に入部しようと既に決めている。
パンフレットを見ている時から既に高校生活を描いていたのだ。
7:00。
いよいよ、登校する時間になった。
父親とは思春期で仲が悪いので、代わりに母親に見送って貰った。
家の付近からバスに乗り、駅まで15分かかる。
県内ではもっと遠方から通学している人もいるので、私は序の口だ。
サラリーマンやOLと一緒に電車に乗り込む。
新学期なので、電車は自然と混雑する。
その時、電車が揺れた。
見た目が20歳くらいの女性とぶつかる。
この人も勤め人なのかな? と想像する。
「ごめんなさい」
「こちらこそ」
2人とも頭を深々と下げて、しばらくは黙り込む。
女性が何かに気が付き、口を開けた。
「ウチの生徒じゃない?」
「え? 先生ですか?」
「私、谷合満里奈って言って、今日からニシジョの先生よ」
「え? 先生何ですか。よろしくお願いします。私は二村亜里沙と申します。」
こんな偶然があるんだなと多少、驚きを隠しつつ丁寧に挨拶をした。
「今日からという事は新任の先生ですか?」
気になったので質問をしてみた。
「そうね。今日から先生だから新任ね。私達、同じ1年生よ」
「本当ですね。私、文学部に入部しようと思っているんです」
「え? 偶然だね。私は、掛布先生の代役を頼まれて文学部の顧問になったのよ」
「本当ですね。じゃあ、よろしくお願いいします」
「ええ。こちらこそ、よろしくね」
これが運命の出会いになろうとは、今はまだ知る由もなかったのである。
作品公開日 2019-10-15
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