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【登場人物】

向井祐太(36)　
出版社で女性ファッション誌の編集業務に携わりながら、2年前からコロナ禍による在宅勤務を強いられ、同時期に恋人との別れも経験する。基本的に万人受けするビジュアルと優しさを兼ね添えながら、中学から大学を卒業する迄の10年間は陸上競技部に所属し、箱根の大学駅伝での活躍で、その名を知らしめた過去を持つ。

白澤美華(45)　
お嬢様学校として有名な女子大に進学後、自重ストレッチやヨガの趣味が高じ、既婚後に専門学校での本格的な整体施術学を修得し、既婚女性でありながら個人で整体院を開業する経営者としての顔も持ち、傍目にはとても40代には見えない美貌と若さを保ちながら、海外へ単身赴任中の夫とは3年間に及ぶ別居生活にあり、親元を離れ、女子大生となった一人娘ともコロナ禍の行動自粛要請で2年間に及び会えない状況下にいる。

男女間の氏名・年齢・店名等は
あくまでフィクションですが、親しい後輩が実際に経験した実話が素ネタです。

【追記】
途中休筆中の『濡れた視線』も、時間の許す限り再筆致したいと思っております。

お手透きの時間にでも、読み納め頂ければ嬉しぃ限りです。