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何の変哲もないこの街に暮らす何の変哲もない男子中学生……
見かけ上は。

私が自分の体の性の違和感に気がついたのは、中2の頃。
昔からしっくりは来てなかったが、
いつまで経ってもイチモツを
自分のものとして受け入れることが出来ない。
女になれたなら。
そう何度も望んだ。

男子と着替えるのが苦痛だったし、
朝起きると股間が膨らんでいるのも嫌だった。

あの娘に会うまでは。。