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「カクテル好きな女たち」の続編となります
http://kanno-novel.jp/viewstory/index/21023/?guid=ON


主要登場人物

太田珠代
　寂れたバーのバーテンダーを引き継ぐ
　二代目バーテンダーの太田秀一の妻
　もともと、オーナーマスターの愛人で
　オーナーマスター亡き後に秀一と結ばれた。

太田秀一
　二代目バーテンダー
　人生を悲観していたところを
　バーのオーナーマスターに仕事を与えられる。

園川梓
　寂れたバーと同じ界隈でクラブを営む。
　バーの常連客でオーナーと肉体関係にあった。
　なにかと秀一が頼る女

相川良美
　寂れたバーがある街の派出所勤務の婦警
　秀一と肉体関係が出来てからは
　寂れたバーを贔屓にするようになる。

女子校生 折愛(のあ)
　何度も補導されるパパ活が趣味の女の子
　秀一に恋心を抱いている。
　
故人　寂れたバーのオーナー
　かなりの資産家
　自分亡き後の事を考えて珠代に全てを相続させる
　秀一を気に入って、珠代と秀一を結びつける


大富豪の死によって
その愛人だった珠代と
夫婦になった雇われマスターの秀一だったが
順風満帆だった生活が突如として一変する

バーを営むことを条件に珠代と結ばれたが
ある日、秀一が交通事故に見舞われた。

命は取り留めたものの
神経へのダメージが大きく右手に麻痺が残った。

これではシェーカーを振ることさえままならない
天職と思えたバーのマスター稼業だったが
やむなく廃業を決意する。

「私…お店を継いでみようかしら」

珠代は秀一に変わってバーを営むことにした。

店の雰囲気が変わると共に
女性客ばかりだったのが次第に男性客が増えて行く