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憧れだったW大学に入学し、大学生になって初めての夏を迎えるころ、講義が終わり、これから彼氏とのデートへ向かおうとしたわたしは、心理学の成海教授に呼び止められた。
講義で質問した内容について、教授の部屋で詳しい話を聞きたいとのだと言う。

警戒心もなく成海先生について行ったわたしは、教授の卑劣な罠に落ちてしまう。からだが痺れる薬を飲まされ、動けないからだを教授の手がまさぐり、その一部始終をビデオで撮られ、嫌悪感しか抱いていなかったのに、執拗な愛撫によって次第に溶かされていく。

拒絶が快感の喘ぎに変わり、あと少しで犯されるというところで助けてくれたのは、哲学部の四宮教授だった。

けれどそれは、わたしを新たな恥辱と被虐の官能へ誘う序章だったのだ。

♦︎登場人物
・宮部百合香（みやべゆりか）
十九歳
W大学文学部一年生
・成海賢一郎（なるみけんいちろう）
五十一歳
W大学心理学部教授
・四宮一彦　（しのみやかずひこ）
四十三歳
同大学哲学部教授
会員制SMサロン正会員でサディスト

♦︎目次
講義一　卑劣な罠
講義二　四宮教授の提案〜奴隷契約
講義三　奴隷調教される可憐な女子大生
講義四　散らされる処女の華
講義五　愛の奴隷

♦︎関連作品
ガラスの檻: 美獣監禁 (愛欲書館)
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