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とある森で冒険者カイランは伝説の霊薬の材料となる「月光の涙」という花を探していた。それはエルフの守る禁断の森、〈囁きの森〉の最深部にしか咲かないと言われていた。数日後森の中心にある清らかな泉にたどり着い時、エリアーナというエルフに出会う。エリアーナは聖域を侵す侵入者のカイランに忠告するがカイランは止まらない。必然的に戦いになる二人。しかし圧倒的なカイランの力の前にエリアーナは為す術なく屈服させられる。カイランは倒れたエリアーナの上に乗りその細い手首を押さえつけた。死を覚悟したエリアーナは「殺せ」と告げるがカイランは剣を振り上げずエリアーナの唇を奪い服を剥いだ。カイランの中で何かが弾けたようにエリアーナを獣のように蹂躙した。夜が明けカイランは「月光の涙」を手にした後、森を立ち去った。エリアーナはそんなカイランの背中を静かに見送っていた。再び森で再会する事になる二人。そこから奇妙な関係が始まるのだった。