この作品は18歳未満閲覧禁止です
後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
最終更新日 2014-07-13 16:55
概要
〝無類の女好き〟と後世にまで不名誉な暗君の烙印を捺された皇帝がいた-。〝二代后〟事件の真相とは?
タグ
作品説明
-その男と女は宿命に導かれて出逢った-。
操国を当時、根底から騒がせた一大スキャンダル。
〝二代后(にだいのきさき)〟事件。
それは新皇帝が異母弟にもなる前皇帝の皇后を略奪するように我が妻
としたことによるものだった。第二話『後宮艶夜*スキャンダル』より
☆第一話 後宮艶夜*ロマンス~皇帝の貴妃は花の褥で乱れる~☆
-私は親に決められた人生はいや。
長い生涯を共にする相手は自分で決めるの!
郁芳華(いく・ほうか)は16歳。
父の郁文昭(ぶんしょう)は歴史ある操国の宰相という地位にある。
生まれたときから、宰相の一人娘として将来は皇后になるのだと
大切に育てられてきた。
親に決められた相手と結婚し、決められた道を歩む。
そんな人生が芳華はいやでたまらない。
わがままを言って、皇太子の正式な婚約者でありながら、宮中入りを
先延ばしにしていた。
だが、ついに父文昭が業を煮やし、芳華を入内させてしまう。
既に先帝は崩御し、婚約者である皇太子が新皇帝となって五年、
二十歳の若い皇帝は宰相の言うなりにはならず、
古くからの重臣を立てながらも、有能な若い人材を次々に登用し、
皇帝親政に意欲的だ。
芳華が皇帝を嫌うように、皇帝の方でも新しく貴妃となった彼女を
敬遠している様子。何と花婿は婚礼ばかりか、初夜にも姿を見せなかった。
このまま後宮で空しく老いていくのはいやだと
とうとう後宮を飛び出した芳華。
自分で考え、広い世の中を見て、自分の足で生きていきたい。
そして、親の決めた男ではなく、自分が心から愛した男とめぐりあい
結ばれたい。
そんな願いを持つ少女は果たして、その願いを叶えることができるのか?
作品公開日 2014-05-13
ランキング
総合 |
259位
(過去最高 15位)
|
カテゴリ |
23位
(過去最高 2位)
|
レビュー
[評価]
★★★★★
きゃー
やってきました、この場面
明日が楽しみで仕方がない
この作者のほかの作品