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eyes to me~私を見てsecond―愛は無敵―
第4章 マリッジブルー・プリンセス
彼の指が、薄い布越しに背中をつつ、と撫でた。丸く空いているヒップの割れ目の部分に触れると、美名は悲鳴を上げた。
「いい眺めだ……」
「も、もうっ!見ちゃダメ――!」
綾波の指がするりとヒップ全体をなぞり、今度は強く掴み揉み上げる。
「ひっ……イヤッ!」
「イヤ……か?」
彼が指を背中に移動させると、擽ったさに美名が悶えベッドの上を跳ねた。
「きゃ……ダメっ」
素早く肩と腕を掴まれて、身体を反転させられ仰向けに向かせられる。
綾波が着せた下着とワンピースは、美名の身体の曲線をより美しく淫らに引き立てていた。
綾波は満足げに笑う。
美名は恥ずかしさにまた涙ぐみ、唇を噛んだ。彼がその唇に触れて囁く。
「そんな顔で睨むな……」