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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第3章 ベッドイン!

「ーー柚留、今日はあたしがしてあげるね」

 その日の夜は、三日ぶりくらいに柚留の部屋に行った。ベッドに二人で浅く座って、柚留の耳元でそう囁くと、柚留は恥ずかしそうに睫毛を揺らして頷いた。
 おかしなことに、普段はあたしの方が柚留の言葉に照れたりすること多いのに、最近ベッドの中だと立場が逆転することも多い。
 恥ずかしがり屋な柚留は、すぐに赤くなったり照れたりする。そんなところが可愛くて、敏感な体は楽しくて、どうしても柚留を見てると苛めたくなってしまう。

「脱がせてあげる」

 柚留の服に手をかける。柚留はおとなしく、脱がせやすいように体を丸くして両腕をバンザイみたいに高くあげた。
 頭からすっぽりと取り去ると、ぷはっと小さく息を吐く。可愛くて、つい笑ってしまう。
 柚留は普段はあまり自分の外見を気にしてないみたいだけど、あたしには男の子らしいところを見せたいらしい。可愛いって言われるのを嫌がることがある。
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