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あたしに全部見せなさいっ!~大学編~
第5章 激情のお仕置きタイム
不快感にひたすら耐えているだけのように見えていた柚留の様子に変化があったのは、それから十分ほど経った頃だ。
「はぁ……っ、ん……」
柚留の口から微かに零れる吐息。それが妙に甘ったるくなった。
頬にも朱が差し始め、艶っぽい。
なんだろう、この変化。
ふいに柚留があたしを振り向いた。
「あ、まりねちゃん……」
語尾が掠れた、まるで最中みたいな声。ついついドキッとしてしまった。
「も……、止めて……はう……っ」
「気持ちよくなってきた?」
振動に、柚留の体が慣れ始めてきたのだろうか。あたしは鞄の中のスイッチを一度止めた。
柚留がほっとしたように、小さく息を吐く。
そんな柚留の様子にふと思い当たって柚留の下腹部を触ると、しっかりと反応していた。